転職を決意したきっかけについて

新卒で大手SIerに就職して2年と少しが経過した頃。

①今の仕事を続ける ②職種を変える

今後の人生の歩を進める、大きな2つの選択肢に悩んでいました。今の会社には新卒で入社し、当時は第1志望の企業でした。

しかし、実際には希望していた部署とは違う部署に配属されました。もともと、人工知能や画像認識技術を活かした仕事がしたいという思いがあったものの、インフラ屋の部署に配属されてしまったのだから仕方がない。

クラウドやネットワークセキュリティも興味が無いわけではない。その方面でスペシャリストになってやろう。業務システムを支えるクラウドエンジニアとして頑張ろうと決意しました。

職場にはこの道の達人が居ました。障害が発生するとプライベートそっちのけで現場に駆けつけ、豊富な知識を活かして適切な状況判断をしていました。

しかし、インフラは動いて当たり前のものです。

すべてを犠牲にして復旧作業に取り掛かっても、達人は関連部署から多くの批難を受けていました。怒られることはあっても褒められることはない裏方の仕事。おそらく、クラウドやセキュリティを極めたゴールとして到達するのがその人だと感じました。

ふと、自分はその人みたいになりたいのか?…と自問しました。

これが、私が転職を決意したきっかけだと思います。思い描いていた理想とは大きなギャップがありました。誰かがやらなければいけない重要な仕事であることは理解していますが、やりがいが感じられませんでした。

SIerの多重下請け構造にもうんざりしていましたし、もっと創造性を発揮する機会がありそうな研究職に就きたいなと思うようになりました。

職種を変えるのなら早いほうがいい。30代からは新しい職に転職するのは一気に難しくなる。転職できたとしても、条件は期待できない。20代、第二新卒のカードがまだ使える内にと考えました。

最悪新卒と同じ条件でもいいから、とにかくやりたい職に就く。この軸を持って転職活動に踏み切りました。

http://ku-don.com/2018/11/15/post-308/

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コメント

  1. くどん より:

    ぜひ利用させていただきます!