SEから研究職へ転職して3ヶ月経ったので比較してみた

概要

SE(インフラ系)から研究職(AI系R&D)に転職してから3ヶ月が経ちました。今回は私が感じたSEと研究職の違い」についてざっくりとまとめます。ただし、私はSEの仕事が嫌になって辞めたので多少のバイアスはご容赦ください。

SEとは?

SEとは、、、本当に幅広い職が含まれます。

WEB系でガチガチにコーディングする人もいれば、業務アプリケーション開発のプロジェクト管理をメインにこなす人、クラウドシステムの運用保守としてひたすら監視する人、顧客先に出て要望を聞き出しソリューションを提案する人、データセンタでサーバや配線をいじる人など。

私は前職では主にクラウドシステム開発のプロジェクト管理を担当していました。

研究職とは?

大きく基礎研究と応用研究があります。基礎研究では、10年〜20年先を見据えて未開拓の技術を探求するような仕事です。長期に渡って未来へ投資する資金が必要なので、基本的に規模が大きな会社しか取り組んでいません。応用研究では、より実用面を重視していて製品開発に直結する新技術の開発や業界のトレンド技術を導入するための研究を行います。大学の研究と異なる点は「ビジネスに直結するか否か」という点です。

私は現在DeepLearningをビジネスに活かすための応用研究を担当しています。

SEと研究職の違い

SEと研究職、いずれも非常に広い意味を含む言葉なので一概に言えるものでないとは思いますが、私の経験した2つの職を比べてみます。

SEはお客様第一です。いかに要望通りにシステムを仕上げるかというところが価値になります。失敗は絶対に許されないので、過去の開発ステップにできる限り従います。そのため、経験豊富な上司の言うとおりに仕事を進めるのが最善でしょう。

研究職では、実現可能かがそもそも怪しいことを試行錯誤します。新しい技術を生み出すことに価値があるため、古いやり方に囚われていてはいけません。自分の頭でしっかりと考えて、今取り組んでいることがどのような結果に結びつくのかイメージする必要があります。

職場環境の違い

大手から大手へ転職した私の例ですが、予想以上に2つの企業間でカルチャーの違いがありました。下記まとめてみましたが、多少偏見が入っているかもしれないです。笑

前職(SE) 現職(研究)
服装 スーツ 自由
教育 みっちり教育 なし
会議 10 ~ 20回/週 2, 3回/週
デスク すし詰めデスク ゆったり仕切りデスク
支給PC ノートPC1台 ハイエンドデスクPC+ノートPC

(好みで機器注文可)

フリーソフト利用 要申請&多重審査 自由
よく使うソフト メモ帳, Excel 自由
よく見るスライド 文字詰め込み 一枚絵シンプル
資料レビュー 酷い時は10回以上 1回
印刷 会議毎に印刷 ペーパーレス
ワークライフ 残業戦士不可避 在宅ワーク可
社内評価 年功序列 実力主義
組織間 ディスり合い 仲良く協力
ダイバーシティ( ) 外国人3割
雑用 若手がやる 専務
飲み会 多め ほぼなし
休憩時の話題 仕事の愚痴 研究について熱く語る

私は日系大手SIerに勤めていましたが、上記のように学生が憧れる「IT系」の要素はほとんど見当たりませんでした。

IT系の仕事に就く人達は、少なからず最新のコンピュータや便利なWEBサービスに興味を持っているのではないでしょうか。IT人材が本当にパフォーマンスを発揮するためにも、高スペックな作業PCや使い慣れたソフトを自由に使う権限くらいは与えたほうが良いのではないかと思います。実は私が前職で仕事へのモチベーションを失った理由の一つでもあります。

研究職への転職成功のカギはエージェント

私は最終的にはパソナキャリアの女性の転職エージェントさんの紹介で今の勤務先の内定を勝ち取りました。はじめは自分で転職サイトの求人を検索して調べていましたが、時間をかけて調べてもいまひとつ研究職の希望通りの求人は見つかりませんでした。そこで、半信半疑で電話で転職エージェントに希望の職について相談したところ、検索しても出てこない魅力的な非公開求人を複数紹介してくださいました。本当に人気の企業や職種の場合、応募が殺到するため大々的には求人情報を掲載しないケースもあるそうです。

私は4社のエージェントとやり取りをしたのち、要望に応じてくれた2社のエージェントとやり取りをしながら進めました。

必ずしも素敵なエージェントに巡り合うとは限りませんが、何人か話すときっと助けになってくれる人が見つかります。私の場合「ジョブチェンジが目的であり研究職に就きたい」と主張しているのに、やたら前職と同じSE/SIerを勧めてくるポンコツエージェントもいました。

転職した流れやエージェントについてもう少し詳しく知りたい方は次記事をご覧ください。
SEからIT系研究職へ転職するために必要な6つの条件

まとめ

研究職に就いて一番良かったと感じたのが、仕事を仕事と感じなくなくなったことだと思います。前職のSE職では、朝起きて「仕事行きたくないなあ」と思う日がありましたが転職してからは会社に行きたくて仕方がないです。仕事は「つまらないもの」と思っている人が多いですが、案外探してみると私のように自分がすごくのめり込めてかつ今よりもお金が稼げる職が見つかるかもしれませんよ。

次の記事:
SEからIT系研究職へ転職するために必要な6つの条件

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